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【英語×資格】TOEIC?英検?TOEFL?これだけは知っておきたい英語資格の一覧まとめ

みなさんこんにちは!TAKEです。

みなさんは英語の資格と聞くと、どのようなものを想像しますか?

日本では、「英検」や「TOEIC」が有名ですね。 しかし海外ではそれらの資格の知名度はあまり高くありません。一般的に海外では「TOEFL」や「IELTS」などが英語力を示す証明資格として広く知られています。


そこで、今回の記事では「これだけは知っておきたい英語の資格一覧まとめ」と称して英語資格の紹介と、その勉強方法をお届けします。



①実用英語技能検定(英検)難易度★ ※級による

英語検定

広く一般的に知られている英検は、正式名称を「実用英語技能検定」といいます。

試験は年3回、5級(初級)、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級(上級)それぞれのグレードに分かれており、「聞く」「読む」「書く」「話す」の4技能を測定します。

試験問題は、全てオリジナルで作成されており、資格は高校や大学での入試活用や、海外留学時の優遇、教員採用試験時の優遇など社会のさまざまな場面で広く認められています。

その認知度からも分かる通り、国内最大規模の英語検定試験です。


詳しくはコチラ



② TOEIC(トーイック)難易度★★


日常生活やグローバルビジネスにおける活きた英語を測定するために作られたTOEIC。

990点満点で英語力が測定され、先程紹介した英検とは違って英語力を数値で表す形となります。

TOEICテストは、


①聞く・読む力を測るTOEIC Listening & Reading Test

②話す・書く力を測るTOEIC Speaking & Writing Test


上記2種類に分けられ、主にTOEIC Listening & Reading Testが一般的に認知されているTOEIC試験です。

広く企業の就職活動や海外駐在・出張、昇進・昇格などキャリアアップ目的で英語力の指標として使われ、大学の合否判定や単位認定などにも使われています。


詳しくはコチラ


③ TOEFL(トーフル)難易度★★★

TOEFL(Test of English as a Foreign Language)は、アメリカ合衆国のNPOである教育試験サービス (Educational Testing Service; ETS)が主催している外国語としての英語のテストです。

主に英語圏(北米中心)の大学へ留学を希望する人を対象とした英語能力を測定するテストとなっています。

TOEFLは前述のTOEICと同じく、資格や免許ではなく実力測定試験なので

試験結果は、0-120点のスコアとして判定され、満点は120点です。

他のテストとの違いは、TOEFLがコンピュータで受験するテストであることです。


詳しくはコチラ



④ IELTS(アイエルツ)難易度★★★



International English Language Testing System(IELTS, アイエルツ)とは、ケンブリッジ大学英語検定機構、ブリティッシュ・カウンシル(英国文化振興会)、IDP Educationによって協同で運営されている英語検定の1つです。

試験は大きく分けて大学や他の高等教育機関への出願のためのアカデミック・モジュール(Academic Module)と、仕事や移住関係のためのジェネラル・トレーニング・モジュール(General Training Module)に分けられます。

IELTSは聞く、読む、書く、話すの4つの英語力の試験を行い、それぞれ0から9.0のバンドスコアで示され、主にイギリス圏(オーストラリア、ニュージーランドなど)で用いられています。


詳しくはコチラ



⑤ ケンブリッジ英検 難易度★★★★


「世界版英検」や「世界最高峰の英語資格」と言われるケンブリッジ英検。

世界中の20,000以上の大学、企業 (雇用者)、行政機関がケンブリッジ英検を認定しており、就業や勉学、移住のビザ申請までオールマイティな英語資格になります。

KET、PET、FCE、CAE、CPEと5段階にレベル分けされ、英検と同じく合否判定となります。

ちなみに海外就職や日本国内での就職活動でアピールできる中上級レベルはFCE〜となります。


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あなたはどの資格?勉強する資格選びのポイント


ここまで広く知られている英語資格を5つ紹介してきましたが、種類によって留学や就職に有利なものがあるので目的別に自分に合った資格取得を目指すと良いです。


その目的とは、主に①海外留学・進学 ②就職・転職などのキャリアアップに分けられます。


目的その①:海外留学・進学



海外の大学・大学院に進学に必要な英語力を証明するために必要なのが「TOEFL」や「IELTS」です。


TOEFLは主にアメリカやカナダの学校に進学する際の、英語力を判定する基準になります。一般的には大学へ留学するための最低基準スコアが60〜80程度、大学院留学の目安は80〜100程度だと言われています。


それに対してIELTSはイギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどイギリス圏の大学に進学するための英語力の要件として求められます。スコアは大学の場合6.0〜6.5、大学院の場合は6.5〜7.0が必要です。



目的その②:就職や転職などのキャリアアップ


企業のグローバル化が進む中で、国内で就職活動をする際に英語の資格として役立つのが「英検」と「TOEIC」です。まずTOEICでは昇進・昇格の要件に600点〜700点以上の取得を定めている企業が多いです。


<企業別TOEICスコア基準>

・楽天⇢800点

・ソフトバンク⇢730点

・出光興産⇢600点

・ニトリ⇢600点

・野村ホールディングス⇢860点

・アマゾンウェブサービス⇢⇢750点

・マッキンゼー⇢900点

・ゴールドマン・サックス⇢850点


一方の英検では国内の就職では2級以上、英語を使った職種への就職、海外就職を希望する場合は1級以上を持っていると有利と言われています。


TOEICは2年の有効期限があることや、一般的に知られているものがリスニングとリーディングのみのテスト(L&R TEST)です。それに対して英検は有効期限がなく、リーディング、リスニング、スピーキング (3級から2次試験で面接あり)、ライティング (2級以上になるとライティング科目)の4技能を測る試験のため、総合的な英語力を証明することができます。


ただ、どちらの資格も英語力を示す資格という指標では共通しているので、試験の採点スタイルや有効期限、科目などを比べて自分に合うものを選ぶと良いでしょう。



それぞれの資格の勉強方法は?


英語の資格の勉強方法は以下の2通りが挙げられます。


・語学留学をする

・国内のスクール、英会話に通う

・独学で勉強する


取得を目指す資格の難易度によっても違うので、それぞれ順番に見ていきます。


①語学留学をする

一番手っとり早く英語力を上げたい、資格を取得したいのであれば語学留学をするのが一番です。留学費用のコストはかかりますが、国内で仕事の合間・終わりに2、 3時間コツコツと学習するよりも、1日の大半を英語学習のために集中的に時間を取って勉強する方が効率的と言えるでしょう。


また、TOEFLやIETLSなどは資格の難易度が英検 (級による)やTOEICよりも高く、スピーキングやライティングの科目が追加されます。これらの科目では必然的に校正・添削してもらう人がいないと中々勉強を進めるのが難しいです。


海外の語学学校では英語を教えるプロ (一部の語学学校では元IELTSの試験官が在籍していることも!)が居るので、より質の高い資格学習を短期集中型で取り組めます。

英会話スクール、オンライン英会話を利用する

語学留学をしたいけど日本を離れることができない、コストが高いという人は英会話スクール、オンライン英会話を利用するのも一つの選択肢です。


国内の英会話スクールでは各英語資格に適したコースを提供しているスクールが多く、オンライン英会話ではIELTSやTOEFLのスピーキング対策コースもあります。僕自身もIELTSの勉強を国内でしていた時にはオンライン英会話サービスの「DMM英会話」のIELTSスピーキングコースを受講していました。


実際に学習する時間は限られていますが、苦手な科目だけ人の手を借りて勉強したい!という人には良い選択肢となりうるでしょう。

③完全独学で勉強する

最後に紹介するのが独学で勉強する方法です。コストがかからず最も経済的な方法ですが、孤独にコツコツと学習するそれなりの忍耐と、受験のテクニックを集める情報収集能力が求められます。 TOEICなどはまだ試験の難易度的に易しく、試験対策も様々なサイトに記載されているので独学でも問題ないかもしれませんが、難易度が高くあまり情報がない資格などは苦労するかもしれません。 そこで個人的にオススメするサイトが「There is no magic!!」という英語学習・海外留学コミュニティサイトです。TOEICはもちろん、TOEFL、IETLSの勉強方法全般に加えてGMAT (ビジネススクールで学ぶために必要なスキルを測るテスト)やUSCPA (米国における会計・税務の資格)など、今回紹介できなかったマイナーな資格の勉強方法まで幅広く網羅しています。




インターネット上には様々な英語資格の対策・テクニックを記載したサイトがあり色んなサイトを言ったり来たりして情報収集しなければいけないので混乱する...というのがあるあるです。 しかし、この「There is no magic!!」は一つのサイトで英語資格の学習方法からオンライン英会話、留学まで英語学習に関連する情報を一つのサイトで網羅できるのでオススメです。

まとめ

いかがだったでしょうか?


今回は英検、TOEIC、TOEFL、IELTS、ケンブリッジ英検の5つの資格と使用用途、勉強方法を紹介しました。どの資格を選ぶにしても、英語を勉強する目的や資格の難易度から受験価格まで「自分に合った資格選び」が大切です。


それでもやはり、一番はみなさんの目的に合わせた試験選択が何よりも大切になってくるので、今一度自分の将来の進路と照らし合わせて考えてみてください! --End--

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