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【保存版】カナダのホームステイってどんな感じ?を徹底解説!

更新日:2022年6月21日


海外に留学やワーキングホリデーなどで滞在する際、主な方法として「ホームステイ」があります。

今回は『カナダでのホームステイ』について、気になるあれこれをまとめました!これからカナダに留学やワーキングホリデーを考えている方や、カナダでのホームステイに興味がある方は必見です!


<目次>

カナダってどんな国?

カナダは世界で2番目に面積の大きな国で、その国土のほとんどは森林で占められている自然豊かな国です。日本でもロッキー山脈やナイアガラの滝、オーロラを見ることができる北極圏地域などはカナダの有名な観光スポットとして知られています。

カナダにも日本と同じように四季があり、春には桜が咲いたり、秋には紅葉が楽しめます。 夏の時期は日本と違い湿気が少なくカラッとして過ごしやすいですが、カナダの冬は全体的に積雪も多く気温もグッと下がります。ただ、カナダ東部のバンクーバー近郊は冬でも日本とあまり変わらない気温です。

カナダは移民が多く様々な人種の人々が暮らしているので、カナダにいながらも世界旅行をしたかのように多種多様な文化に触れることができます。また、カナダは留学大国として世界中の留学生を受け入れているため外国人への理解も広い印象です。

カナダでは英語に加えてフランス語が公用語になっており、特にケベック州ではフランス語のほうが主に使われています。そのため英語留学だけでなくフランス語留学もできます!まずは英語を学んでその後フランス語の習得にもチャレンジしたい方や、フランスに直接留学する前に海外生活や異文化理解など事前学習をしたい方にもおすすめです。

カナダの主要都市はトロント、モントリオール(フランス語圏)、バンクーバーなどがあり留学やホームステイ、ワーキングホリデー渡航者にとって初めての海外生活をスタートさせるのに必要な様々な情報、語学を学ぶ環境、生活に困らない環境などの条件がそろっているのでおすすめです。

ホームステイとは?

そもそもカナダでのホームステイとは、カナダの一般家庭で一緒に生活させてもらう滞在方法です。 またホームステイを受け入れてくれる家庭や家族の事をホストファミリーと呼び、ホストファミリーとの共同生活を通してカナダの生活習慣を体験し、異文化を学ぶことができます。

滞在期間は最短で1週間から、自分が滞在したい期間日本から申し込んで手続きをしていきます。留学やワーキングホリデーなど長期にわたってカナダに滞在する予定であれば最初の1か月程度をホームステイで過ごし、カナダでの生活にある程度慣れたらその後はシェアハウスに移って生活をするケースが多いです。

ホームステイ先では基本的に留学生には自分専用の部屋が与えられるのでプライベートは確保することができます。入居するとすぐに家の紹介や物の使い方などの説明、食事やお風呂、洗濯などは各家庭のやり方やルールについてホストファミリーから説明がある場合がほとんどですが、もしないようだったら自分から尋ねてるとよいでしょう。

ホームステイでの過ごし方はステイ先によっても様々です。 特に平日は学校に行っていたりホストファミリーも仕事があったりとゆっくり団らんする機会が少ない場合もありますが、休日お互いの都合が合えば一緒に買い物に出かけたり、スポーツやバーベキューなどを楽しんだりと一緒に過ごす時間を持つこともあります。

ホームステイは「家族の一員」として受け入れてもらうため、家事を手伝ったり、ペットの世話をしたりする機会もあるかと思います。これはファミリーと会話したりカナダの生活習慣や文化を学ぶのにも大変良い機会になるので積極的に手伝いましょう。

カナダのホームステイの特徴

カナダではホームステイを受け入れている家庭は様々で、両親と子供、子供が独立した老夫婦、シングルマザー、自分以外の留学生もいる家庭などもあります。ステイ先は大体の場合、街の中心部ではなく静かな郊外の一軒家が多いです。

また、カナダの家の特徴として地下室(ベイスメント)がありますが、日本でイメージする薄暗い物置のような感じではなく、ゲストルームや映画や音楽を楽しむための部屋として使われています。ちなみに私がカナダ・バンクーバーでホームステイをした際はこのベイスメントを自分の部屋として使わせてもらっていました。

これはカナダを含め北米圏の文化になりますが、各部屋のドアは使用中(人に見られたくない場合)以外は半分開けておくのが通常です。「ドアを閉めている=邪魔してほしくない」という合図にもなるため、仮に自分の部屋でくつろいでいたり勉強していたりしても、相手が声をかけてきてもよい場合はドアを少し開けておきましょう。もちろん着替えたり眠る際はドアは閉めて大丈夫です。

家族で過ごす時間を大切にしているカナダでは、特に週末は家族で一緒に何かすること機会が多いです。自分も参加していいのか、またすべきかわからない場合はホストファミリーに尋ねましょう。誘ってもらった場合でも、自分の都合や体調の良しあしがあれば遠慮なく言って構いません。きちんと自分の意志や意見を伝えることはカナダでホームステイスする上でとても大切なことです。

カナダでホームステイする際の心構え

ここではカナダでホームステイする際の心構えについてご紹介します。これはカナダでのホームステイ生活をより良いものにするための心の工夫でもありますので、ぜひ覚えておいてくださいね。

1.異文化を理解し受け入れる

先にも述べたようにカナダには色々な人種の人々が暮らしています。 文化や生活習慣、信仰する宗教なども様々ですし、家庭ごとの違いもあります。そういった背景を理解し一緒にホームステイ生活をすることが必要です。例えばホストファミリーのルーツが中国にある場合、家族同士で会話する際は中国語で話すことがあります。しかし、自分や第三者を交えて会話する際は英語を話します。このような場合があることも事前に知っておくと、カナダで実際にホームステイをするときに戸惑うことなく異文化理解が深まります。

2.自分の事は自分でする

カナダのホームステイで家族の一員として一緒に生活するということは、自分でできる事は自分でする必要があります。 食事の準備や家掃除、洗濯などは基本的にはホストファミリーが行ってくれることが多いですが、自分が使っている部屋や共用部分は自分で掃除したり、食事の後片付けや洗濯物の片づけなどはホストファミリーと協力して行うようにしましょう。

3.思いは言葉にして伝える

そして一番重要と言えることは。自分の思ったことは言葉で伝える、ということです。 日本では自分の気持ちや意見を言わなくても、相手はそれをくみ取って理解してくれる、ということが多々ありますが、これはカナダや海外にはない文化です。自分の思ってことはきちんと言葉に出して相手に伝える必要があります。「このくらい言わなくても分かるだろう」という期待はできません!自分の意見やYes/Noをしっかり伝えないと誤解やトラブルを招く恐れもあります。

英語に自信がなかったとしても、その点は海外から留学生を受け入れているホストファミリーは理解してくれています。お互いの意思疎通ができるよう相手にゆっくり話してもらったり、紙に書いてもらうこともできます。また、辞書や翻訳アプリなどを活用し工夫してコミュニケーションをはかってみてください。

ホームステイするメリットとデメリット

カナダでの滞在方法として代表的なホームステイですが、ホームステイをするメリットやデメリットは何でしょうか?それぞれについてご紹介します!

1.ホームステイのメリット

1-1.カナダへの理解が深まる

現地の家庭に入って生活をともにできるホームステイは、その国の文化や生活習慣を実体験することができます。カナダの人々はどんな家に住み、どんなものを食べ、どんな様子で暮らしているのかを目の当たりにし、自分も体験することで本やネットで読んだ知識を超えて素晴らしい経験になります。 知りたいことやわからない事は直接ホストファミリーから教えてもらうことができるので、カナダへの関心が高まりその後の留学生活の基盤を作ることができます。

1-2.英語の勉強になる

ホームステイではホストファミリーとの共同生活を通して様々なやり取りがあります。 自然な状況で必然的に英語を話す機会に恵まれるので、英語の勉強に対する姿勢も変わっていきます。また、英語で自分の思いがうまく伝わればその経験が自信につながりますし、もし英語でうまく伝えられなかったとしても「もっと英語が話せるようになりたい!」という勉強へのモチベーションになります。カナダの人が話す英語や英会話に慣れるためにも、ホームステイをしている間にたくさん英会話の実践練習をしてみてください。

1-3.安心な環境で生活できる

初めてカナダに行く場合やカナダの中でも初めて行く場所の場合、きっと右も左もわからず不安でいっぱいかと思います。 慣れない環境で、しかも英語で生活をするとなると精神的にも負担は大きくなります。知り合いもいない状況の中、初めから自分一人で生活をしようとするのは非常に大変なことです。日本とは違った環境での生活に慣れるまで、安心して過ごせる、また、「頼りにできる人(ホストファミリー)」がいることがとても有難く感じます。何か困ったことやわからないことがあれば助けを求めることができるホストファミリーの存在はきっと心強いでしょう。

2.ホームステイのデメリット

2-1.ホストファミリーと合わないことがある

お互い人間なので、相性の良しあしはあって当然です。 お互い国や文化の背景も考え方も違うのですべてうまくいくことは難しいかもしれませんが、お互いを尊重し受け入れる姿勢をもって接することが大切です。しかし、どうしても譲れないことや我慢できないことがあればしっかり相手に伝え折り合いをつけることも必要です。もし言いにくかったり、トラブルになる可能性かある場合は友人や学校の先生、スタッフなどにして対処するものよい方法です。 万が一、このままホームステイを続けることが困難と判断した場合は、条件によってホームステイ先を変更することも可能です。

2-2.不自由を感じることがある

ホームステイをする家庭には家族みんなが気持ちよく暮らすために「ハウスルール」というものを設けている家庭もあります。 例えば、門限が合ったり、友達を連れてきてはいけないなど様々ですが、あまりにもルールが多かったり制限が厳しかったりすると不自由に感じることがあるかもしれません。もし何か気になる事あればルールについて話す機会を持ち解決できるか相談してみましょう。

カナダのホームステイ滞在費について

カナダのホームステイの基本的でなプランは留学生には一人部屋と3食の食事が与えられます。一週間で約250カナダドルが相場といったところでしょう。 例えば食事をなしにしたり、アレルギーがある場合配慮が必要など、滞在内容によって金額は変わってきます。

カナダのホームステイの滞在費は自分でシェアハウスを借りて自炊するよりも割高に感じるかもしれません。お金を節約することと上記のメリットやデメリットも踏まえて、まずは自力で生活できるようになるまでに必要な最低1か月分だけを申し込み、その後はシェアハウスに移る方法がおすすめです。 もしシェアハウスを見つけるのに時間がかかってしまいそうな場合や、もっとホームステイで滞在したい場合はカナダに行ってからでもホームステイを延長することができます。

カナダのホームステイで英語力をのばす方法

カナダでホームステイ滞在中に英語力を鍛えるには、とにかく話すことが大切です!!これって当たり前じゃない?と思われるかもしれませんが、ぜひ自分からどんどんホストファミリーに話しかけて「会話するチャンス」を作りましょう。

日本人留学生にありがちな受け身の姿勢(相手が話しかけてくれるのを待っている)では、いつ英会話ができるのかわかりませんし、相手が「きっとあなたは英語を話す練習がしたいはず」と気を使ってたくさん話しかけてくれる、ということはあまりありません。最初は間違えても、うまく言葉が出てこなくても一生懸命伝えようとすることが大切です。知っている単語を口に出しジェスチャーで補って、ということを繰り返しているうちに、力むことも少なく自然に話せるようになっていきます。

話かけた初めのうちは、自分よりも相手の話す量が多く話を聞いている時間のほうが多いかもしれませんが、耳を鍛えるよい訓練にもなります。もし自分がじっくり話したい場合は、「英語を話す練習がしたいから、今日あった出来事を言ってみるね。聞いてもらってもいい?」などホストファミリーに声をかけるのもいいかもしれません。

英語を話せるようになるには、覚えたことを使ってみるのが一番です。自分から会話の機会を作り出してどんどん練習してみてくださいね。

まとめ

カナダのホームステイについて基本情報や知っておきべきことなどをご紹介してきました。

これからカナダに留学やワーキングホリデーなどで渡航を検討している方やホームステイについて知りたい方の参考になれば嬉しいです! ========================================

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