Take
【フィリピン留学 vs 欧米留学】結局どっちが良い&安いの!?両方経験した僕がぶっちゃけます。
更新日:2022年6月11日
こんにちは!Takeです。
みなさんは日本人にとって人気の英語留学先として、どこを思い浮かべますか?
アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなどの欧米圏や、
フィリピン、マレーシア、スリランカなどの東南アジア圏が挙げられます。
特に後者で紹介したフィリピンは近年「南国であたたかい・安い・マンツーマンレッスン」とのことから多くの日本人留学生が現地で英語を勉強しています。
対して欧米圏での留学は「ネイティブの授業が受けられる」「いろんな国籍の人々と友達になれる」などのメリットがあります。
では、これら2タイプの渡航先を比較したうえで、一体どちらが留学先として良いのでしょうか?
今回の記事ではフィリピン・セブ島に2ヶ月、オーストラリアに3ヶ月の留学を経験し、双方の留学エージェントとして働いた経験がある僕から見たそれぞれのメリット・デメリットを比較しながらその真理に迫ります!
フィリピン留学のメリット

まずはフィリピン留学のメリットから紹介して行きます。
1.南国であたたかい
留学先として人気の欧米圏の国々はほとんどが北半球の高い緯度に位置しているため、冬は寒くなります。
「あたたかい」というイメージがあるオーストラリアでも、冬の時期は日によっては10度以下になる日もあるほど意外と寒いです。
その点、フィリピンは一年中常夏の国です。
美しいビーチやサンセット、何よりその気候あたたかさは南国好きにとっては絶好の留学先といえるでしょう。
2.とにかく物価が安い!
フィリピン現地の物価は日本と比べ、1/3ほどと言われています。
例えば現地の商品価格は以下の通りです。
ミネラルウォーター1本20PHP(約46円)
サンミゲルビール(330ml): 30PHP(約69円)
庶民のレストラン:50PHP〜(約115円)
また、語学学校の授業料に関しても欧米圏と比較しても安いです。
航空券や現地滞在費などを含めた留学総費用を比べてみると一週間14万円〜行くことができます。ちなみに1ヶ月あたりは23万〜24万が相場といわれています。
3.マンツーマンレッスン主体の学校が多い
フィリピンでは、基本的にはどの語学学校もマンツーマン主体で部分的にグループレッスンを行っている学校が多いです。
授業がマンツーマンレッスンであることのメリットとしては、圧倒的に英語のアウトプットが多い点です。いうなればフィリピン人の先生と1対1になるので自分が英語を話さないと授業自体が進まない環境に身を置くことができます。 それに対して欧米圏の語学学校では、グループレッスンがメインで1クラスあたり12〜15人です。 これは日本人留学生によくありがちなのですが、英語を話すときに文法的なミスを恐れるあまり授業内で話すことができず、結局一言も英語を話さず授業が終わり結果的にあまりスピーキングが上達しなかった。という感想もよく聞きます。
そういう点では、話す英語を集中的に身に着けたいのであればマンツーマンレッスンが効果的ですね。
フィリピン留学のデメリット

続いてはフィリピン留学のデメリットについて見ていきます。
1.治安が若干悪い
フィリピン現地の治安ですが、比較的治安の良い欧米圏と比べると不安があります。
殺人などの重犯罪は頻繁には起きないですが、それでもスリや置き引き、強盗などは頻繁に発生しています。
また、行ってはいけない治安の悪いエリア等もあるなど、夜間の一人での外出は絶対に避けたほうが良いですね。
2.フィリピン訛りの英語
基本的にフィリピン人講師は綺麗なアメリカ英語を話します。
ただし中にはタガログ語という現地の言葉の発音を織り交ぜながら英語を話す先生もいるので、結果的に生徒がそのタガログ語訛りの英語を習得してしまう可能性があります。
基本的には問題ないのですが、フィリピン留学→欧米圏での留学やワーホリに行く人は英語が違いすぎて聞き取れず、理解してもらえなくて苦労したという人も多いです。
3.虫や爬虫類が多い
東南アジアであるからこその地理的な理由になりますが、フィリピンは虫が多いです。
ゴキブリやハエ、蛾などが苦手な人には環境的に厳しいところがあるかもしれません。
ただし学校によっては虫対策をしっかり施しているところもあるので、説明会などに参加したときに聞いておくのも良いかもしれませんね。
その他のデメリットでいえば、生徒の国際比率が極端(日本、台湾、韓国が大部分)、鶏肉中心の食生活が合わないなどといったデメリットがあります。
欧米留学のメリット

続いては欧米留学です。
欧米留学で人気の国はアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドが最も人気な国になります。さらに近年はフォルケホイスコーレなどの北欧デンマークやノルウェーでの留学も人気を博しています。 <参考記事>
・【格安で北欧留学!?】生活費込みで月10-15万!今話題の北欧留学フォルケホイスコーレとは?
1.働くことができる ※アメリカ除く
アメリカ以外の国では学生ビザやワーキングホリデービザ使って現地でアルバイトすることが出来ます。
短期の観光ビザ(通常3ヶ月以内の滞在)では勤労はできませんので注意が必要です。
詳しくは日本ワーキング・ホリデー協会のサイトをご覧ください。
<参考記事>
・【ワーホリ初心者必見!】ワーキングホリデーの基礎知識を改めて確認! ・【大学生×ワーホリ】全大学生はワーホリを経験するべき!新卒内定を捨てて行ったワーキングホリデーで得たことは?
2.治安が比較的良い
欧米圏の留学先は治安が比較的良いです。
世界治安ランキングでは、ニュージーランドが5位、カナダが11位にランクインするなど軒並み留学先として人気な国がランクインしています。
3.ネイティブ英語環境に身をおくことができる
フィリピンでは小学校から英語で授業を行っているので大半の人々は英語を話すことができますが、日常の会話ではタガログ語という現地の言葉を話し、標識や看板などもタガログ語表記のものが多いです。
その点欧米の英語圏の国々では日常的に英語が話されていたり、英語表示のみの標識や看板になるので完全な英語環境に見を置くことができます。
<参考記事> ・【留学体験談】18歳が選んだ「海外大学進学」という道〜4年間の海外生活を経て得たものとは?〜
欧米留学のデメリット

1.学費や生活費が高い
物価が比較的安いフィリピンと比較するとやはり欧米の英語圏での学費や生活費は高いです。
だいたい1ヶ月あたりの総費用では30万〜40万ほどかかります。
ただし、物価が高いと言われる欧米圏の国々でもニュージーランドは比較的学費・生活費ともに安いです。 基本的には1ヶ月あたりでは25万ほどが相場になっています。
2.日本人同士で固まってしまうことがある
よく留学の失敗談として挙げられるのがこの日本人同士で固まってしまい、結局英語が全然伸びなかったという事例です。
欧米の語学学校では、基本的に大体どの学校も15%〜20%は日本人の生徒になり、日本人が比較的少ないクラスに行こうとするとかなりハイレベルのクラス(中級〜上級)に行かなければいけません。
ですので、日本人を拒絶するというほどではありませんが、日本語環境に依存しすぎてしますので英語力の向上にとって良くないのは明らかですね。
3.グループレッスン主体で話す機会が少ない
マンツーマンレッスン主体のフィリピン留学のメリットでも言及した通り、欧米留学ではグループレッスンが主体となり、他の国からやってきた留学生(ブラジル・コロンビアなど)と一緒に授業を受けることになります。
彼ら南米の国の人々はみなさんが想像される通り非常にフレンドリーで、英語を話す場面に関してもいくら文法がぐちゃぐちゃでも気にせず話し続けます。
そういったところはある意味見習うべきところですが、シャイと言われる国民性を持つ日本人が彼らと一緒に授業を受けるとなると圧倒されて全然話せない可能性があります。
英語を話す力というのは、とにかくアウトプット力が肝となってくるのでそういった点ではグループレッスンは非効率かもしれませんね。
まとめ〜結論どっちがいいの?〜
ここまでフィリピン留学と欧米の英語圏留学とのメリット、デメリットの比較を行ってきましたが、結論でいうとどちらにも良い点、悪い点があるので「どちらが良い」と結論付けることはできません。
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