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【2024年度完全版】返済不要!日本学生支援機構 (JASSO)が提供する留学生向けの給付型奨学金を紹介!倍率も

更新日:2023年11月26日



こんにちは!Takeです! 留学に行くとなると、必ず直面しないといけないのが【費用】ですよね。


留学に必要な資金には、学費(授業料)、生活費(宿舎費・食費・交通費など)、渡航費(航空運賃・ビザ手数料・保険代)など複数ありますが、中でも学費は予算の大きな割合を占めます。


語学留学はもちろん、数年かけて現地の高校・専門学校・大学・大学院への留学は、費用も大きな負担になります。その問題を解決してくれるのが海外留学に使える【奨学金】です。 奨学金といっても募集時期や募集回数などが様々で、早くから情報を集めることが大切です。今回の記事では「日本学生支援機構 (JASSO)」が提供する4つの奨学金を紹介します。



❒ JASSOの基本情報


JASSOとは若者の学びを支援する独立行政法人で、主に ①日本人学生が国内外で学ぶための奨学金

②留学生支援

③学生生活支援奨学金 を提供しています。奨学金は給付型(返済不要)と貸与型(返済が必要)に分けられます。(※本記事で紹介する奨学金はすべて返済不要の給付型奨学金です。)


また、奨学金を募集している団体・機関全体だと、JASSO以外にもいくつかに分けられます。


・日本学生支援機構 (JASSO)

・地方自治体

・民間団体

・日本の大学独自の奨学金

・外国政府または政治団体


今回は、日本学生支援機構 (JASSO)が提供する給付型(返済不要)奨学金を紹介します。


❒ 奨学金応募のチェックポイント


選択・応募にあたっての主なチェックポイントは以下の7点です。


① 応募対象 (学生 or 社会人)

⇢高校生や大学生など学生限定のものや、社会人経験◯年以上など社会人限定のものがあります。


② 奨学金の募集期間・締切

⇢募集が年に1回しかないものが多く、期間も限定されています。


③ 支援金額と期間

⇢数ヶ月〜数年と奨学金によっても様々です。


④ 募集定員

⇢若干名〜数百人のものが多いです。


⑤ 提出書類

⇢英語資格スコアなどの語学証明書や大学の成績証明書を求められる場合があります。


⑥ 応募フロー

⇢書類審査、オンライン・対面面接など


⑦その他

・成績優秀者に与えられるものか、経済状況に応じて与えられるものか

・奨学金受給前・中・後に何らかの仕事、課題が与えられるか

・留学渡航前のもの (日本で募集)か渡航後 (海外で募集)か


奨学金の募集要項に記載されているので、自分の留学計画に合うものをチェックし応募しましょう!


❒ 日本学生支援機構 (JASSO)の奨学金


ここからは本学生支援機構 (JASSO)が提供する各奨学金について紹介します。


給付型奨学金は4種類を提供しており、それぞれ募集対象が違うので注意しましょう。


<日本学生支援機構 (JASOO) ホームページ>


1. 海外留学支援制度(学部学位取得型)※2024年度


海外留学支援制度(学部学位取得型)は【学士の学位取得を目指し、高等学校などを卒業後に、海外の大学に直接入学する人】を対象とした奨学金です。


応募対象 ※学生、高卒社会人OK

・日本に住み、日本国籍を持っている人

・国内外の高等教育機関(大学院、大学、短期大学、高等専門学校、専修学校の専門課程)に在籍したことがない人

・TOEFL iBTが80 点、または IELTS O.A 6.0以上の人

・在学した学校における評定平均値が、5段階評価で3.7以上ある人

・家計の所得金額(父母が共働きの場合は父母の合算額)が、2,000 万円以下の人

・2024年4月~2025年3月の間に留学を開始する方 ※2024年度


② 奨学金の募集期間・締切

2023年9月1日(金曜日)~2023年10月12日(木曜日)13時(日本時間)。提出書類と共に応募。


③ 支援金額と期間

支援期間は原則4年で、月額12 万円~32 万円程度を予定(留学先の国・地域により異なる。)新規採用者には、渡航支援金 16 万円が支給。


④ 募集定員

未定(参考: 2023 年度採用人数 78 名)


⑤ 提出書類

志望理由書 (留学を志す理由・留学計画・自己PR)、語学能力試験証明書、所得金額証明書など


⑥ 応募フロー

第一次審査 (書類審査)⇢第二次審査 (オンライン面接)


⑦ その他条件

・採用者は事前オリエンテーションに参加

・支援期間開始から終了までの各種報告書の提出


<募集要項PDF>



2. 海外留学支援制度(大学院学位取得型)※2024年度


【修士または博士の学位取得を目指し、海外の大学院に留学する人】を対象とした奨学金です。申し込みは原則、日本のでの在籍大学または卒業大学を通じて行いますが、条件により個人での応募が可能です。


応募対象

・日本に住み、日本国籍を持っている人

・日本の大学等を卒業し、学士以上の学位を取得した者、又は海外の高等教育機関において、日本の「学士」以上に相当する学位を取得した者

・4月1日現在の年齢が次のとおりである者

①「修士」の学位取得を目的とする者: 35歳未満

②「博士」の学位取得を目的とする者: 40歳未満

・TOEFL iBTが95点、または IELTS O.A 6.5以上の人

・大学学部以降の直近の成績について、総在籍期間における累積GPAが3.00(最高値を4.00とした場合)

・2024年4月~2025年3月の間に留学を開始する方 ※2024年度


② 奨学金の募集期間・締切

2023年9月1日(金曜日)~2023年10月12日(木曜日)13時(日本時間)。提出書類と共に応募。


③ 支援金額と期間

支援期間は原則4年で、月額15 万円~35 万円程度を予定(留学先の国・地域により異なる。)新規採用者には、渡航支援金 16 万円が支給。


④ 募集定員

未定(参考: 2023 年度採用人数 151名)


⑤ 提出書類

志望理由書 (留学を志す理由・留学計画・自己PR)、語学能力試験証明書、所得金額証明書など


⑥ 応募フロー

第一次審査 (書類審査)⇢第二次審査 (オンライン面接)


⑦ その他条件

・採用者は事前オリエンテーションに参加

・支援期間開始から終了までの各種報告書の提出


<募集要項PDF>


3. 海外留学支援制度(協定派遣)※2024年度


日本の大学、大学院、短期大学、高等専門学校(専攻科を含む。なお第2年次以下を対象とするものを除く。)または専修学校(専門課程)が、在籍している学生を、派遣先大学等に8日以上1年以内の期間派遣するプログラムを実施する場合、そのプログラムを支援し、資格・要件を満たす学生に奨学金を支援する制度です。


在籍大学の採用されたプログラムがないと、この奨学金は受けることができないので注意です。まずはプログラムがあるかどうか、大学側に問い合わせましょう。


4. トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム~ ※2024年度


「トビタテ!留学JAPAN」は、企業・団体からの支援により、“産業界を中心に社会で求められる人材”、“世界で活躍できる人材”の育成を目的に、日本人学生等に対し奨学金等を支給する制度です。学校に行く留学だけでなく、インターンやボランティア、フィールドワークなども対象です。


また、留学の前後に研修を行ったり留学後の継続的な学習や交流の場としての留学生のネットワークの提供を行っています。


応募対象

・日本の大学、大学院、短期大学、高等専門学校、専修学校(専門課程)、高等学校に在籍する学生

・4月1日時点の年齢が30歳以下である者

・2023 年8月1日(火)から 2024 年3月 31 日(日)の間に留学先国・地域において留学を開始する者


② 奨学金の募集期間・締切 ※大学生コースの場合

・例年2月〜3月


③ 支援金額と期間 ※大学生コースの場合

・月額12 万円~16 万円(留学先の国・地域により異なる。)

・留学準備金として渡航先がアジアの場合は15 万円、それ以外は25万円が支給される。

・授業料は一律30万円

・支援期間は1ヶ月〜12ヶ月 (1年)


④ 募集定員 ※大学生コースの場合

・各コースによる (下記画像を参照)


⑤ 提出書類 ※大学生コースの場合

・2023 年度官民協働海外留学支援制度留学計画書(オンライン入力)

⇢留学計画の目的、概要、応募コース選択の理由、留学先国・地域、受入れ機関、留学期間...etc


・自由記述書

⇢自身の考え、想いやアピールポイント等を文章以外にも図、画像等を用いて表現


・受入れ機関の受入許可書等、留学計画の実現可能性を証明できる文書等の写し


⑥ 応募フロー ※大学生コースの場合

第一次審査 (書類審査)⇢第二次審査 (面接)


⑦ その他条件

・在籍大学等を通して応募

・支援期間開始から終了までの各種報告書の提出


例えば、大学生対象コースでは、留学計画の内容により、以下の3つのコースから選んで応募することができます。



公式ホームページはコチラ


2023 年度(第 15 期)派遣留学生募集要項はコチラ


❒ 日本学生支援機構 (JASSO)各奨学金の倍率は?

◆ トビタテ!留学JAPAN:2.2倍(2021年・第14期)  内訳:応募者数973人、採用者数444人 >>出典:「官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム~」第14期応募状況について

◆ 学部海外留学支援制度(学部学位取得型):3.2倍(2023年度)  内訳:応募者数250人、採用者数78人 >>出典:2023年度海外留学支援制度(学部学位取得型)選考結果について

◆ 海外留学支援制度(大学院学位取得型):3.7倍(2022年度)  内訳:応募者数454人、採用者数121人 >>出典:2022年度海外留学支援制度(大学院学位取得型)選考結果について


上記から、トビタテ!留学JAPANは倍率2.2倍と比較的低いので狙い目です!とはいえ、あまり倍率は気にせずに、応募要件を満たすこと、自分のキャリアプランをしっかり練ることが大切でしょう。


❒ まとめ

いかがだったでしょうか? 今回の記事では「日本学生支援機構 (JASSO)」が提供する4つの奨学金を紹介しました。各奨学金によって募集時期や応募対象、支援金額などが様々なので、まずは自分の留学計画を作成し、合うものを選んでいきましょう。


留学コーチングでは、奨学金の応募サポートを含めた留学の「マエ・ナカ・アト」の全体サポートを行っています。まずは1度試してみたい、留学相談したいという方は単発のお試しコーチング (1時間 ¥3,000)も用意しているので、是非検討ください!


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